
2006年6月
| 井戸とポンプ |
| うちは辛うじて県庁所在地市内ではあるけれど、田舎だと思う。この辺りでは今だ井戸水利用が珍しくない(水道はもちろん引けるし、比べると小数派になっているようだが)。各家庭で井戸を掘り電動ポンプで地下水汲み上げて、日常的に利用している。水質検査はマメにしているけれど、キレイなもんである。夏は冷たく冬暖かく、地下水って偉大だ。 井戸といっても髪の長い女がずるずる這い出すあの輪っか筒状の形ではない。小さく深く掘った穴に長く細い導管を差し込んだもので、地面側出口はその導管の端がぴこんと出ているだけ。通常はそこにポンプの機械がくっついて、屋内の蛇口へ水を届けるわけだが。 訳あって、その「ぴこん」状態の井戸をひとつ、もらった。 しかし我が家にはとっくに別口の井戸がありポンプ現役稼動中。でもせっかくの生きている(水が枯れてない)井戸だし、ひとつ掘るのも結構金かかるんだそうだし…もったいない。…そういえば井戸水利用は普段は水道と変わりないが、停電するとポンプが止まり水供給も止まるため注意が必要で不便なときもある。しかし手動なら人力以外エネルギー不要。災害時にもお役立ちじゃないかい? と、思い立ち。昔懐かしい手動ポンプを付けてみましたよ。 >ホラ懐かしい感じのこういうやつ!(まだ周辺整備中)家人と相談して決めたものの、今でもそんなポンプが売られているものかと甚だ疑問&不安。中古でもいいから探してみてくれと知り合いに頼んだら、届いたのは新品でした……生産されてるんだ!今も需要があるんだね!! 懐かしいといってもテレビドラマなんかで見たことがあるだけで、実物見るのは初めて(まぁ大抵そんなもんでしょう…)。やってみるとレバーを引いて押してするだけの単純作業なのだが、なんだか面白いんだこれが。別の用事でうちに来ていたおじさんたちが動かしたがり、順番に楽しそうに水汲みしていった…ハマるんだなーやはり。当分は朝夕かまって汲み上げてやらないと水が引いてしまうようだが、朝夕といわず暇あったらキコキコ動かして水を出している。そうやって面白がってるのとそれなりには力が要るのとで、いつの間にか水汲みは灰猫の仕事になってしまった。 酷使気味の腕がちとしんどいのだけが難点。慣れて筋肉でもつけば違うかな。キコキコしてるうちに、しんどくてもなんだか無心になっちゃうのよねぇ…当分飽きないようです。 |
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