動機
この前のキャンプのとき、竹でごはんをたいたり、
パンを焼いたりしました。とても太い竹だったので、
ほかに何かできないかなあと思いました。 10月に僕の父が、竹炭を焼く研修に行きました。帰ってから
話を聞き、竹でも炭ができることを初めて知りました。
ぼくたちも炭焼きができるかなと考えていると、簡単な
方法があるよと教えてくれたので、炭焼きに挑戦することにしました。
まず、炭の利用方法について調べてみました。
調べてみると、バーベキューに使うだけでなく、たくさんの利用方法があることがわかりました。
@ 肉や魚をおいしく焼く。
「炭火焼」といって、遠赤外線の働きで、ガスや電気で焼くよりおいしく焼けます。
A 飲み水に入れると、においが消え、ミネラルが水にとけ出しておいしくなります。
B ご飯をたく時に入れておくと、いつも新米のように
おいしくたけます。
C ガソリンがないときに、炭を燃料にして走る自動車があったこともわかりました。
D 畑の土にまぜると、水はけがよくなったり、成長が良くなります。
E 汚れた川の底に、炭をしきつめて、川の水をきれいにすることもできます。
そのほかにも、いろいろな使い方がわかり、炭の意外な力にびっくりしました。
次に、竹炭とお花炭に使う材料を説明します。
まず、竹炭焼きの材料は
竹・ペール缶とふた・新聞紙・えんとつ用パイプかなづち・曲がりのこぎり・金のこ・たがね
・軍手・スコップ・なた、などです。
次に、お花炭の材料は
空き缶・もみがら・はりがね・アルミホイルと炭にしたいものです。
松ぼっくり、みかん、トマト、バナナ、割はし、えんぴつなど
何でもできます。
いよいよ、炭焼きにちょうせんです。
写真を見ながら説明します。
12月23日
大谷にあるカブの隊長の家の竹林に、 炭の材料の竹を切りに行きました。
竹を切りたおしています。 次に、切った竹を運び出して、短く切っていきました。
カブの隊長もいっしょにガンバリました。
12月25日
運動場で、竹をわって、 炭焼きかまにつめこんで、炭焼きをしました。 砂場に、穴をほって、かまをすえて火をつけましたが、
うまくいきませんでした。
ここで、炭焼きの方法について説明します。
「溝口式簡易炭焼き法」
今回使ったのは、「ミゾグチ式」という炭焼きの方法です。
20リットルのペール缶
はガソリンスタンドでもらってきました。 この方法だと、竹炭は2,3時間でできます。
竹さく液をとることもできます。 運動場でうまくできなかったので、次の日に組長の家で再挑戦しました。
今度は、うまく火がついて、けむりもモクモクと出ています。 2時間でけむりが透明になったので、 土をふたの上にかけ、
火をとめました。 竹さく液もとりました。
次の写真は、上が一回でできた竹炭です。
下の写真は、お花炭といいます。 左から、みかん、割ばし松ぼっくり、鉛筆です。
次に、できた竹炭でおもちを焼いて食べました。
竹炭は、火付きは早いのですが、もえている時間は
みじかかったようです。 灰は、竹のせんいのように長くなってのこりました。
炭焼きを本格的にすると、何日もかかるそうです。 しかし、今回使った「ミゾグチ式」だと半日でできてしまいます。
いっしょにした、お花炭もかんたんにできました。 炭にしたい物をアルミホイルでつつんで、もみがらを入れた空き缶につめて、
火の中にいれただけです。 また、バーベキューだけしか知らなかった、炭の利用方法も
たくさん知ることができました。 しかし、ガスや電気が普及して、
炭はほとんど使われていません。そのため、雑木林や竹林の手入れがされなくなって、あれています。
隊長の家の竹林も竹がはえすぎているのだそうです。
もっと、竹を切ってすき間をつくらないとタケノコがたくさんはえてきません。 炭焼きがさかんになると、雑木林も竹林も手入れができて、
きれいなさと山が復活れば、 ボーイスカウトの活動の場所が
増えていいのになあと思いました。 また、機会があったら、炭焼きをたくさんして、今度は
バーべキューのときに使ったらいいなと思います。

これで、「ぼくらでもできる炭焼き」の研究発表を終わります。
