星座








夜空をながめてみましょう。華やかな星座と明るい星でにぎわっていますよ。

 Last up Date 2000/ 8/31


 山羊座 

 秋一番手の山羊座は、9月末、宵空に南中します。逆三角形に星が並び、上半身が山羊、下半身が魚という変わった姿です。これはナイル川のほとりで多くの神々が会食中、突然怪物におそわれ、牧神パーンは魚に姿を変えて川に飛び込んだのですが、あまりにあわてていたので水につかった部分だけが魚の姿になったのだということです。


 さそり座 

 南の空にS字形の見事な並び星が、夏の星座の王者
さそり座です。釣針に似ているので「魚つり星」とも呼ばれます。さそりの心臓のあたりに1等星アンタレスが赤く輝いています。この星は赤色超巨星で、日本では、赤星とか「酒酔い星」とも呼ばれてきました。大きさは、太陽直径の230倍、地球の25000倍で星の一生から見ると、晩年の姿で、安定を失って風船のように大きく膨らんだり、ちぢんだりしているのです。


 うしかい座

 晩春の一番星とも言うべき星は、うしかい座のアルクツゥルスです。日が暮れ、東の空がむらさきから次第に夜の深さに染まっていく頃、ほぼ真東の中天にオレンジ色に輝いてる星がアルクツゥルスです。明るさは、マイナス0.1等星です。この星から北に向かって3等星が西洋凧のような形で並びながら、巨人の牛飼いの姿をつくっています。
 形としては、わりと整った部類に入りますが、左手に引き連れた2頭の猟犬(りょうけん座)は、おまけのようなものでほとんど形をなしていません。また、アルクツゥルスとは、「熊の番人」という意味です。そして、おとめ座で女性的に愛らしく輝くスピカと合わせて日本では、「春のめおと星」とも呼んできました。


 おおいぬ座 

 美しい若者ケファロスは、はじめ、曙の女神アウオーラに愛されましたが、ケファロスは、浮気な女神をきらって、月の女神アルテミスの侍女プロクリスと結婚してしまいました。これを知ったアウローラは怒って 「思い知らせてやる」 と言いました。
 妻のプロクリスは、ふとしたころからクレタ島の王ミレスからもらった俊足の猟犬と投げたら必ず当るという槍を夫に与えました。ある時、一匹の大狐が出没して国中を荒らしまわり、大きな被害が出た事がありました。この大狐を捕らえるために、この猛犬が放たれました。たちまち狐に追いつき噛みつこうとしました。ケファロスも槍を投げつけよう身構えました。すると不思議な事に犬も狐もその場で石になって動かなくなってしまいました。
 大神ゼウスが、このすばらしい犬と狐が傷つくのを恐れて石に変えてしまったのですが、犬は、そのまま天に上げられ、この星座になったといわれています。後にケファロスは、アウローラの呪いで草むらにいた妻を獣と見あやまり、投げ槍で殺してしまったと言い伝えられています。
 おおいねの口のあたりで青白くらんらんと輝いている星が シリウスで、太陽や月、惑星を別にすれば全天で一番明るく、 マイナス1.5等星 です。日本では、大星とか青星と呼ばれてきたもので、日本から見える星の中では最も近い 8.7光年の所にあります。



 オリオン座

青白い2等星が斜め一文字に三ツ星として並び、それを囲んで長方形に4つの明るい星が見られるのが星座の王者といわれるオリオン座です。ギリシャ神話では、オリオンは美男子で力持ちの狩人でしたが、神の怒りに触れ、大さそりに刺されてころされました。後にゼウスの神はオリオンを空に上げて星座にしたと言われます。三ツ星のすぐ下に、ぼうっと光る雲のように見えるのが、アンドロメダ銀河M31と並んで二大星雲と言われる、オリオン座大星雲M42の姿です。望遠鏡で見ると、ちょうど鳥が羽根を広げたような形の ガス星雲であることがわります。




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