日本人の清潔がアブナイ!(小学館)   藤田紘一郎

 東京医科歯科大学教授である著者が、現代の日本の「清潔志向」をバッサリ斬った一冊。なぜこの本が目にとまったのか・・・。やはり、次女のアトピー性皮膚炎があげられるかもしれない。昔は「アトピー」なんて言葉もなかったし、そんな子供もいなかった(気がする)のに。日頃から、そんな疑問を抱えて過ごしている私。現代日本人の生活が、どのように変わってきたのか、もう一度認識を新たにしたかったのかもしれない。

 いきなり、第一章から「過糞症(かふんしょう)に悩んだ日本人」と題し、肥だめやら、便所参り、回虫の話が出てくる。特に「うんこの値段とハイヒールの誕生」なんて興味をそそられた。だれもか排泄するのに、その行為自体に過剰に羞恥心を抱く日本人はおかしい・・・と、著者は繰り返す。形や匂いを確認することで、日々の健康状態が確認できる、大切な存在なのにね・・・。

 私は、第2章「うんちができない子どもたち」第6章「孤独と疎外に悩む子育て中の専業主婦」は読み応えがありました。忙しいお母さん、この章だけでも読んでみたら・・・面白いですよ。

(ごめんなさーい!画像がありません。こんな色合いです。図書館で借りた1冊。)