予防接種について

 (以下の説明は新居浜市在住の方に対するものです。接種方式などは市町村によって異なります。) 

特報!!!
平成23年5月20日から、日本脳炎ワクチン接種の接種可能年齢が改正されました。
平成7年6月1日〜平成19年4月1日生まれの者は、
6ヶ月から20歳未満の間、いつでも日本脳炎の定期予防接種を受けることができます。
平成22年8月から、新しい日本脳炎ワクチンが第2期対象者(9歳〜13歳未満で第1期完了者)と第1期未完了者に接種できるようになりました。後者は23年3月31日までの期間限定でしたが、4月以降も当分の間、継続されます。
平成21年6月から、新しい日本脳炎ワクチンが接種できるようになりました。
平成20年4月1日から麻しん風しん混合ワクチンの対象年齢が中学校1年生(3期)と高校3年生(4期)に拡大されました。5年間(25年3月まで)の期間限定です。
平成18年4月1日から、麻しん風しん混合ワクチンの2回接種法が始まりました。
平成17年4月から、愛媛県内であれば、住所地以外の市町でも予防接種を受けることができる予防接種広域化制度が実現しました。

はじめに

 予防接種法・結核予防法が平成6年10月に改正され、翌7年4月から実施されました。
主な改正点は、
 @義務規定(受けなければならない)から努力義務規定(受けるように努めなければならない)へ
 A対象疾病の改定(BCG・ジフテリア・百日せき・ポリオ・麻しん・風しん・日本脳炎・破傷風)
 B集団接種方式から個別接種へ
 C健康被害の救済措置の充実
などです。


 ○予防接種法施行令の一部改正公布:(平成17年7月29日)
主な改正点
 @麻しん及び風しん予防接種の対象者の見直しと麻しん風しん混合ワクチンへの変更(施行日:平成18年4月1日)
  ア.第1期:生後12月から24月に至るまでの間にある者
  イ.第2期:5歳以上7歳未満で、小学校就学前日までの者。

 A
日本脳炎に係る定期の予防接種の第3期予防接種(14歳以上16歳未満の者)を廃止する。

 予防接種法施行令の一部改正公布:(平成20年2月28日)
主な改正点(2008年4月1日から5年間の期限付き)

 
@麻しん及び風しん予防接種の対象者の見直し(施行日:平成20年4月1日)
  
ア.第3期:中学1年生に相当する1年間(4/1〜3/31)の者]
  イ.第4期:高校3年生に相当する1年間(4/1〜3/31)の者]

接種方式

1.集団接種(法律によるもの

 ポリオは従来どおり集団接種方式で、ウィメンズプラザ・各公民館で実施されます。

2.個別接種

個別接種−(法律によるもの
 BCG・麻しん風しん混合・(麻しん・風しん)・三種混合(DTP)・二種混合(DT)・破傷風・日本脳炎は委託医療機関(当院は委託医療機関です)で実施されます。
 注1:平成16年10月6日の結核予防法施行令の一部を改正する政令により、小中学生ではすでに廃止されているツベルクリン反応検査が、乳幼児においても廃止され、BCG接種だけになりました(平成17年4月施行)。また、対象年齢も、『生後6か月まで(6か月未満)に、やむを得ない場合は1歳までに』と変更されました。
 注2:やむを得ない場合(6か月から1歳)の接種は、法律によらない任意接種となりますが、新居浜市では、医学的理由により実施できなかった児に対しては、で接種いたします。)
 注3:平成22年8月27日から、新しい日本脳炎ワクチンが第2期対象者(9歳〜13歳未満で第1期完了者)と第1期未完了者に接種できるようになりました。後者は23年3月31日までの期間限定でしたが、4月以降も当分の間、継続されます。
 注4:日本脳炎ワクチンの第3期予防接種は廃止されました。(平成17年7月29日)

個別接種−(法律によらない任意接種
 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)・水痘(みずぼうそう)・ヒブ(インフルエンザ菌b型)・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防(HPV)・B型肝炎ワクチンは、任意の医療機関で実施されます。(23年3月から、ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・子宮頸がん予防ワクチンは、新居浜市との委託医療機関では公費接種(接種費用は無料)となりました。当院も委託医療機関です。)  


かかりつけ医と個別接種

 厚生省の保護者の方々への説明用として発行された小冊子「予防接接種とこどもの健康」に、

 ”大切なことは、お子さまの体のことがよくわかったかかりつけの先生に、体調をよく診ていただき接種をしていただくのが一番良いと思います”

と記載されています。


予防接種の接種対象年齢、副反応など

(平成24年度新居浜市の予防接種のお知らせ・・・一部改変、麻しん・風しんワクチンは別記参照)   

予防接種名

標準的な接種年齢

接種方法

時期

場所

副反応など注意事項

BCG
(結核予防)

生後3〜6か月

管針法

年間を通じて

委託医療機関

時に、接種局所の湿潤と膿瘍、潰瘍、
腋窩リンパ節腫脹など
対象:生後6か月未満に1回、(医学的理由があれば12か月まで

ポリオ
(小児マヒ)

生後 3〜18か月

経口服用
2回

5月・10月

ウィメンズプラザ
各公民館
時に、発熱、嘔吐、下痢
対象:生後3月〜7歳6か月未満、
6週間以上あけて2回

三種混合
(DPT)

生後3〜12か月

1期初回:3〜8週間隔で3回
1期追加:1期初回(3回)接種12〜18か月後

皮下注射
3回

年間を通じて

委託医療機関 時に、接種局所の発赤、腫脹、疼痛、硬結など、
また全身反応として発熱、不機嫌など2回目以降強くなる傾向がある
対象:生後3月〜7歳6か月未満
二種混合
(DT)

2期:11歳

皮下注射
1回

年間を通じて

委託医療機関 時に、接種局所の発赤、腫脹、疼痛、硬結など
対象:11歳〜13歳未満
麻しん風しん混合(MR) 1期:生後12か月〜24か月未満
2期:5歳以上7歳未満(就学前1年間)
3期:中学校1年生[中学校1年生に相当する1年間(4/1〜3/31)の者]
4期:高校3年生[高校3年生に相当する1年間(4/1〜3/31)の者]
皮下注射
1回
年間を通じて 委託医療機関 接種後4〜14日の間に、
発熱、発疹が出ることがある
(新)日本脳炎 1期

3歳
1期初回:1〜4週間隔で2回

皮下注射
2回
年間を通じて 委託医療機関 対象:(1期)生後6か月〜7歳6か月未満 時に発熱、接種部位に発赤、
腫脹、疼痛を認める
4歳
   1期追加:初回(2回)接種12か月後
皮下注射
1回
2期 9歳 皮下注射
1回
年間を通じて 委託医療機関 対象:(2期)9〜13歳未満、
基礎免疫を終了している児童
「日本脳炎の定期の予防接種について」の一部改正について(平成24年2月28日) ※この通知は平成24年4月1日から実施となる。
ポリオワクチンに関する情報をご提供するサイトを開設しました(平成23年10月3日)
平成17年度〜21年度に日本脳炎の予防接種の機会を逃した方へのご案内(平成23年5月20日)
日本脳炎の予防接種についてのご案内(厚労省
)(23年5月20日から)
日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨の差し控えについて(厚労省)
都道府県あて通知(厚労省)
日本脳炎ワクチン接種の積極的推奨差し控えQ&A(厚労省)

望ましい予防接種スケジュール(順番)

  1. BCG生後3か月から5か月までに必ず接種する。
  2. DPT:生後3か月を過ぎれば、できるだけ早い時期に3回接種することが望ましい。乳児期早期の百日せきは重症化する恐れがある。
  3. ポリオ:DPT3回接種後、またはその途中で、できるだけはやい時期に1回目を接種する。5月、10月の集団接種の時期に接種できなかった場合は次の時期まで待っても差し支えない。
  4. 麻しん風しん混合ワクチン:生後1年を過ぎれば、直ちに接種する。麻しんの致命的な合併症(麻しん脳炎や麻しん肺炎など)を起こす麻しんの予防に、麻しんワクチンは極めて有効である。 (当院では、麻しん単独ワクチンを昭和43年から36年間にわたり約7200人に接種したが、重篤な副反応は認められなかった。ただし、当初の頃の異型麻しんの多発、MMRワクチンによる髄膜炎の散発、また、ゼラチンアレルギーと思われる発疹を2例経験した。(注)現行ワクチンには、ゼラチンは含まれていない。平成14年秋から15年春にかけて、新居浜地域を中心に、成人麻しんから乳幼児が感染するという今までとは異なる流行があった。平成18年4月から、麻しん風しん混合ワクチンの2回接種制度が始まった。
     また、各種ワクチンに関し、次のサイトが参考になる。○ 厚生労働省(予防接種法に関するページ)○ 感染症情報センター(国立感染症研究所):予防接種スケジュール

注:(季節型)インフルエンザワクチンは任意接種となり、接種率が極端に低下しました。平成10年1〜2月の流行期に多数の死者が出たため、厚生省では予防接種法の見直しを検討していましたが、平成13年10月31日、改正予防接種法が成立し、65歳以上の人には一部公費負担による推奨接種(定期予防接種:二類疾病)が行われることになりました。


予防接種の接種間隔

DPT・DT・(新)日本脳炎ワクチンは、所定の間隔で接種してください。

DPT・DT・(新)日本脳炎ワクチンを接種した人は、1週間(6日以上)を経過すれば他の予防接種を受けて差し支えありません。

BCG・ポリオ・麻しん風しん混合、麻しん・風しん・おたふくかぜ・水痘ワクチン(以上は生ワクチン)を接種した人は、4週間(27日以上)は他の予防接種を受けることはできません。(同時接種は可能ですが、かかりつけ医とよく相談し、その指示に従ってください。)

ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がんワクチンの接種時期、間隔などについては、個別にご相談ください。


予防接種の禁忌と副反応について

 ワクチンの改良により、予防接種による副反応は少なくなりましたが、注射部位の発赤・腫脹・硬結・掻痒・疼痛、発熱、さらにはアレルギー様症状や、重篤な神経症状を呈することなどがあります。
 もちろん、初めから予防接種をしてはいけない病気(基礎疾患)の人もいます。
 基礎疾患があっても、ワクチンの改良により、予防接種可能となったものもありますので、かかりつけ医とよく相談してください。

(平成21年10月21日記)


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