気管支喘息


ポイントは、
*治療の目標は「ゼロレベル作戦」
*発作を早く見つける

発作を早く見つける

喘息発作が軽いうちに気付いて、早めに治療をはじめれば早く楽になります。慣れないうちは、どんな状態が喘息なのかよくわからないでしょうが、病院で先生に教えてもらい、発作を早く見つけられるようになってください。
 

親が子供の背中に直接「耳」を付けて、呼吸音を聞いてみるのも重要です。
(このとき、肺雑音が無くなっておれば、「発作がゼロレベル」と言えます。)

忍耐強く

喘息とは長いおつきあいです。発作が続いてもがっかりせず、発作がしぱらくなくても油断せずに、根気よく治療していきましょう。治療の目標は「ゼロレベル作戦」です。

喘息は治りますか?

 先生のもとで適切な治療を根気よく続ければ、小児の喘息の大半は、おそくとも中学に入るころまでに治ります。しかし、その場かぎりの治療ですませていると、いつまでも治りません。また,親が自分だけの判断でくすりをやめたり、いろんなくすりをやたらに飲ませていては、治らないどころか、副作用が出ることもあります。何でも先生に相談しながら、希望をもって根気よくがんぱりましょう。

喘息発作は、例えて言うと「火事」

 大火事にしないように、ぼやのうちに気が付くように、頑張りましょう。
症状が楽になったら、それはうれしいことですが、しかしまだ火種が残っていては、気管支はやられたままです。
背中の音が聞こえなくなるまで、治療をしましょう。これが、「ゼロレベル作戦」です。
背中の音を聞いてみて、肺雑音が残っていれば、まだ火種は消えていません。

治療は、飲み薬と、吸入

 発作がでたら、飲み薬を飲んで、外来を受診しましょう。
ゼイゼイいうのであれば、吸入をしましょう。

自宅に吸入器を備えてる人

ちゃんとした発作のときの吸入は、一日3〜4回おこなってください。
吸入の間隔は4時間はあけましょう。
吸入でおさまったあと、3時間たたないうちにまた息苦しくなる場合は、早く受診してください。
なお、自宅に吸入器のない人は、いつでも病院で吸入はできます。病院に電話してから、来て下さい。
<以下、続きあります>
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小児気管支喘息の発作の程度

呼吸の状態
小発作軽い喘鳴はあるが呼吸困難はなく、陥没呼吸を伴うこともある
中発作明らかな喘鳴と陥没呼吸を認め、呼吸困難がある
大発作著明な喘鳴、呼吸困難、起座呼吸を呈し、時にチアノーゼを認める

*ごらんの様に、小発作の段階を越えると大変です。大発作にしてはいけません。小発作のうちになんとかしましょう。

生活の状態
遊び睡眠機嫌
(会話)
食事
小発作普通普通普通
普通に話をする
普通
中発作かなり困難ときどき目を覚ますやや不良
話しかければ返事をする
やや不良
大発作不能またはそれに近い状態不能またはそれに近い状態不良
話しかけても返事ができない
不良またはそれに近い状態
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