育児のポイントは、虫歯予防と事故防止


事故は、小児期死亡原因の第一位

人口動態統計(平成2年)
数字は、死亡数(割合%)
第1位第2位第3位
総数悪性新生物
217,413(26.5)
心疾患
165,478(20.2)
脳血管疾患
121,944(14.9)
0歳先天異常
2,028(36.1)
出産時外傷
1,185(21.1)
不慮の事故
346(6.2)
1〜4不慮の事故
725(30.6)
先天異常
451(19.1)
悪性新生物
174(7.4)
5〜9不慮の事故
523(38.0)
悪性新生物
225(16.3)
先天異常
103(7.5)
10〜14不慮の事故
320(25.8)
悪性新生物
280(22.5)
心疾患
113(9.1)
一般的に、
乳児期:窒息(機械的窒息)が約70%
幼児期:溺死がもっとも多く、交通事故が次ぐ
学童期:交通事故がもっとも多く、溺死がこれに次ぐ

安全(事故防止)チェックシート(6カ月〜1歳6カ月用)
安全(事故防止)チェックシート(1歳6カ月〜小学校入学まで用)

異物誤飲

*初めに、あなたの人差し指と親指で丸(OKのサイン)を作ってください。
丸の直径を35mmくらいにして下さい。

そうすると、その穴を通過するものは、乳幼児の口の中に入ります。


500円玉でも26mm! タバコなんて充分口にはいる。
乳幼児は、手にしたものは何でも口に持っていきます。

<タバコの誤飲>

生後8〜10カ月くらいなら、タバコを食べます。
ジュースの缶や食器を灰皿にしない。
ニコチンの溶けた液体は最悪です。
(灯油をビンやジュースの缶に入れてませんか?)

<ピーナツ(気管支異物)>

気道異物は4歳以下に多く、種類はピーナツ(豆類)が多い。
気道に入ったピーナツは、すぐボロボロになり取れない。
また、ピーナツの油の刺激で肺炎が悪化する(最悪)。

5歳くらいまでは、ピーナツは食べさせない。



<溺死・溺水>

我が国では、溺死の頻度が高く、かつ家庭内(お風呂場)での溺死が多い。

事故現場での心肺蘇生が最も重要。

お風呂場は、乳幼児にとっては危険な場所である。
(残し湯をしない、子供だけにしない、など)

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<やけど(熱傷)>

やけどの大半も家庭内で起こります。
これらに注意:抱っこしながらの熱い飲み物、熱湯(風呂、蛇口、台所、飯台(テーブルクロス、テーブル上の熱い飲み物・食べ物)、ポット)、暖房器具(ストーブ、ヒーター)。
幼児期には、マッチ、ライター、花火などが加わる。

一般的な応急処置は、冷たい流水で、充分冷却すること。

できた水ぶくれは、破らないように何かで保護をする。
*熱傷(やけど)の予防と応急処置(西岡憲吾先生:北九州総合病院 救命救急センターのサイト)のページに行きます。

<頭を打った>

先生はこんなところに注意して診察します。

*吐いていないか。
*意識はしっかりしているか。
*手足の動きに異常はないか。
*右と左の瞳孔の大きさに差がないか。
*打ったところの骨に異常がないか。

とくに問題がなかったお子さんは、いったん帰ってもらって自宅で引き続き様子を観察していただきます。
帰ったあとから症状が出ることがあるので、要注意。脳の中で少しずつ出血している場合は、症状が出るまでに時間がかかるからです。

自宅で注意すること。

*打った日は、入浴しないほうがよいでしょう。
*できたら2〜3日は安静にしてください。

こんなときは、すぐ病院ヘ。

 *しだいに顔色が悪くなり、吐き気がつよくなる
 *意識がおかしくなり、起こそうとしても起きない。
 *手足の動きがおがしい(動かない、ピクピクけいれんする)

*ごくまれですが、意識がないのを、眠っているのと間違える場合があリます。寝返りしたり、ちょっとつついてみて反応があれぱ心配ないでしょう。
*頭を打ってから1週間は様子を観察しましょう。
*頭を打った方に(西岡憲吾先生:北九州総合病院 救命救急センターのサイト)のページに行きます。

<乳児ボツリヌス症(はちみつ)>

一歳までは、はちみつは使わない。
乳児ボツリヌス症はハチミツによることが多く、便秘、脱力(泣き声が弱くなる、吸乳力が弱くなる)などの症状がでます。
一歳未満の乳児には、ハチミツは与えないこと。

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