保 護 者 殿
玉 津 幼 稚 園
四月から新しく幼稚園にに入園する保護者の皆様、今から、幼稚園とはどん
なところか、子供は、幼稚園でうまくやっていくのか心配されている方もいら
っしゃると思います。これからの幼稚園生活で子供たちがどんなふうに成長し
ていくの私なりに述べてみたいと思います。
まず、子供さんたちは幼稚園生活で少しずつ自分のことを自分でできるよう
になります。朝のお着替え、手を洗うこと、トイレを自分で済ますこと、食事
を自分で食べれるようになることなど身の回りのことを先生の助けを借りなが
ら少しずつ自分でできるようになります。これは子供さんたちが、少しずつ身
体的にも精神的にも自立するようになることです。今までは家庭で家族が手伝
っていましたが少しずつ自分で自分のことを責任を持ってすることができるよ
うになります。これは大変な成長です。今後、健康で安全な生活を送るための
基盤です。自分で自分のことができるようになることは、子供さんの自信につ
ながっていきます。そして、何事にも意欲的に取り組めるようになります。
つぎに、人間関係です。それまで、家族と回りの人々だけの生活でしたが幼
稚園では同年齢のたくさんの子供たちと触れ合うことになります。そうして、
子供同士の触れ合いを通して社会性の基礎、人とのかかわり方も学ぶことにな
ります。
順番を待つこと、友達と仲良く遊ぶこと、少し我慢すること、自分を主張する
ことなど今後、生きていくうえで絶対に必要な人との良い関係を知らず知らず
のうちに身につけていくことができます。これは非常に大切なことです。やが
て、相手の立場を考えてあげること、人に親切にしてあげること、協力し合う
ことの大切さなどを身につけてゆくことになります。それは、大きくなったと
きに社会のルールや礼儀を守れる人になる基盤です。
やがて、友達同士とかかわりながら、子供さんの言葉は飛躍的に増えていき
ます。そして、自分の思いを相手に伝え、相手の話をよく聴けるようになって
きます。言葉の発達は、子供さんの生活の場を広げ、心を大きく成長させます。
そして、それは読んだり書いたり考えたりする活動へと広がってゆきます。
言葉の獲得はそれほど大切なものなのです。
幼稚園での活動は、温かい先生たちに支えられながら友達同士とだんだんと
活発にそしてダイナミックになってゆきます。子供たちが幼稚園で経験する遊
びはここに書き出すことが不可能なくらい多くあります。砂場遊び、かけこ、
鬼ごっこ、ブランコ、すべり台、お絵描き、歌を歌うこと、楽器を演奏するこ
と、絵本を読むこと、紙芝居を見ること、工作をするこなどなど家庭ではでき
ない経験を重ねていきます。子供たちは自発的な活動で自分というものを表現
することを身につけていきます。表現することは子供にとって大切なことです。
自分というものを大切にすること、自分に自信を持つことなどが育ってきます。
昨年の東日本大震災から二年が過ぎました。被災地の復興もまだまだです。
被災された方々の心を思えば、言葉もありません。この間ずっと日本中に「絆」
という言葉がいろいろな場面で聞かれました。人間は一人では生きてゆけません。
人と人がかかわり合い、支えあわねばならないことを教えられ、再確認させられた
一年でした。皆様も、親子の絆、家族の絆、地域社会との絆、などもう一度
大切にしなければならないものを思い起こしてみませんか。
2年間あるいは3年間の幼稚園生活を通して子供たちが心身ともに健やか成長し、
生活するて喜び生きてゆく楽しさを身につけることを願ってやみません。
思い切って幼稚園へ子供さんを送り出してください。私たちも、誠意をもって幼稚園
の運営にあたりたいと思っています。
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