昨日25日議員全員協議会が開催されました。
協議題は@伊方町の入札・契約制度についてA大佐田地区砂防事業用地についてBその他 でした。
@ついては町長の公約であり、何より伊方町の最優先課題といえるものです。昨年度指名競争入札において考えられる以上の最悪の運用がなされました。
指名選定の恣意的運用、落札率の高止まり等。論功行賞を受けた一部のものだけが高笑いし、報復を受けた多くの方々が苦しみと怒りの淵に落とされました。そして幕引きは贈収賄事件。
議会の半数近くが昨年9月から改善を求めてきた入札・契約適正化がようやく動き出しました。要領要綱ですので議決を要せず、6月1日から施行されます。
その骨子は、
(1)予定価格、調査基準価格の事前公表の実施・・・入札に対する透明性の確保の観点から予定価格と調査基準価格を事前に公表する。
@制限付き一般競争入札の導入・・・入札参加者に一定の制限を加え、当該参加資格を有するものによる一般競争入札を導入する。
A入札時における工事費内訳書の提出・・・入札時における工事費内訳書の提出は、談合、ダンピング等の不正な入札の防止に有効であるため、入札時に工事費内訳書を提出させる。
B入札参加社名の非公表・・・業者間の競争性の向上を図るため、入札参加社名は入札終了まで非公開とする。
(2)伊方町入札監視委員会の設置・・・入札・契約の過程並びに契約の内容の透明性と公正な競争を確保するため伊方町入札監視委員会を設置。
おおまかには県に準じた方式ですが地域産業の育成という公共工事の趣旨を重んじ制限付き(主に地域限定)一般競争入札という形式になります。これにより昨年度のように入札に参加したいのに不当な理由によりそのチャンスを制限されるという事はなくなります。
格付け基準は経営事項審査結果の総合評定値により格付けされます。これにより能力による公平な入札参加の機会が担保されます。
|
町内業者・準町内業者 |
町外業者 |
| 格付 |
土木 |
建築 |
その他 |
町外業者 |
| A |
700点以上 |
700点以上 |
700点以上 |
900点以上 |
| B |
600点以上 |
600点以上 |
600点以上699点以下 |
850点以上899点以下 |
| C |
500点以上 |
500点以上 |
500点以上599点以下 |
750点以上849点以下 |
| D |
499点以下 |
499点以下 |
499点以下 |
749点以下 |
※準町内業者:町内に支店もしくは営業所を置き、見積り・入札参加の委託を受けている業者
発注区分
| 工事種類別 |
等級 |
発注対象工事1件ごとの設計工賃 |
| 土木 |
A |
全工事 |
| B |
5,000万円未満 |
| C |
3,000万円未満 |
| D |
800万円未満 |
| 建築 |
A |
全工事 |
| B |
6,000万円未満 |
| C |
3,000万円未満 |
| D |
1,500万未満 |
| その他 |
A |
全工事 |
| B |
3,000万円未満 |
| C |
1,500万円未満 |
| D |
500万円未満 |
A等級は全工事参加可となっていますが、基本的には5000万円以上の工事が対象となります。
工事量に応じAとB、BとC、CとDというような組み合わせなど弾力的な運用を考えています。
以上のように昨年度とは比較の対象にならないほどの公平性を確保した入札・契約方法となっています。
逆に心配な点は、県であるような調査基準価格の取り合いにならないかという事です。
昨年度のような96%という高落札率は論外ですが、万が一、底値の取り合いが続くようですとそれに対する配慮も今後考えていかなくてはならないのではないかと思います。
伊方町の方々、全国の方々から注目される新生伊方町の入札・契約方式は公平な制度的が誕生いたしました。適正に運用されるよう注視していきたいと思います。
Aについては大佐田地区砂防事業に伴う用地買収金が予定の17年度出納閉鎖(18年5月31日)に入金が見込めず18年度の入金になる見込みであるということと、筆界未定地を整理すると入金額が40万円弱少なくなることの報告がありました。
Bでは押収資料の返却があったか否かの質問がありました。→一部まだ返却されていないとのことでした。