脳動静脈奇形(Arteriovenous Malformation=AVM)
先天的に脳の動脈 (artery)と静脈 (venous)がナイダス(nidus)と言われる部分で毛細血管 (capillary)を介さずに直接つながってしまった病気です。圧の高い動脈血が直接静脈にそそぎ込むために負担がかかりやがて破裂して出血してしまいます。出血の種類としては,クモ膜下出血,脳内出血,脳室内出血,硬膜下出血などやこれらの組み合わせがあります。良く見られるのは脳内出血でしょう。
好発年齢:10歳〜20歳,やや男性に多い。
症状:
初回出血の危険性は小さいAVMほど高い。
初回出血の可能性は年間2〜3%です。
再出血の危険性は最初の1年間は6%,その後20年までは年間約2%です。
AVMからの出血による死亡率は数%とそんなに高くありません。脳動脈瘤の破裂による死亡率が50%と高率なのとは対照的です。
診断:CT,MRI及びMRA,DSA(脳血管撮影)
治療: